ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「ウサギです。私達ウサギを飼うコトにしたんです。先週はレオンが体調を崩して・・・動物病院への通院の為休暇を貰い、大変ご迷惑お掛けしました」
「ウサギって・・・お前たちはウサギのような獰猛な生き物をペットにするのか?」
「獰猛って・・・ウサギは草食動物だぜ。親父肉食動物と間違ってる?」
「いや、死んだ親父が・・・ウサギは獰猛な生き物だって・・・ウサギをペットとして飼うコトだけは許されなかったんだ・・・」
「爺ちゃん、ウサギが嫌いだったんだ・・・」
「幼い頃、動物園のふれあい広場に居たウサギ達に襲われたと言うか・・・それがトラウマになってウサギ嫌いとにんじん嫌いになったと母さんから訊いた・・・」
「へぇー」
私達は緑茶を啜りながら濱部社長の話を訊いた。
「そうか…俺はてっきり小陽さんが拓真の子を妊娠したかと思って、先週は会社を休んだのかと思ったよ」
濱部社長は残念そうな表情で緑茶を口に含んだ。
「ウサギって・・・お前たちはウサギのような獰猛な生き物をペットにするのか?」
「獰猛って・・・ウサギは草食動物だぜ。親父肉食動物と間違ってる?」
「いや、死んだ親父が・・・ウサギは獰猛な生き物だって・・・ウサギをペットとして飼うコトだけは許されなかったんだ・・・」
「爺ちゃん、ウサギが嫌いだったんだ・・・」
「幼い頃、動物園のふれあい広場に居たウサギ達に襲われたと言うか・・・それがトラウマになってウサギ嫌いとにんじん嫌いになったと母さんから訊いた・・・」
「へぇー」
私達は緑茶を啜りながら濱部社長の話を訊いた。
「そうか…俺はてっきり小陽さんが拓真の子を妊娠したかと思って、先週は会社を休んだのかと思ったよ」
濱部社長は残念そうな表情で緑茶を口に含んだ。