ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「お義父様、落ち込んでいましたね・・・」
「子供なんてまだまだ…要らない。俺は今最高に幸せなんだから・・・」
「レオン、ちゃんとお留守番してた?」
小陽はキャリーバックからレオンを出して、抱っこする。
「何で、レオンを連れて来るんだよ!?」
「…大体、拓真さんがにんじん嫌いのレオンににんじんを強引に食べさせるから…具合が悪くなったんですよ」
「にんじんはウサギの大好物だろうが・・・レオンはウサギのクセにおかしいぞ」
「それも個性なんです。にんじんが嫌いなウサギ居てもおかしくはありませんよ」
「失礼します」
レオンを隠す間もなく、栗原さんが入室した。
「あれ、副社長室はいつから動物園になったんですか?副社長」
「連れて来たのは俺じゃない。小陽だよ。栗原さん」
拓真さんはデスクに頬杖を付き、プイッと知らんぷり。
「申し訳有りません。栗原さん」
「これが新しい家族のレオンですか・・・」
「はい、本当は柾貴君のお知り合いのウサギで柾貴君に代ってお世話しているだけなんです」
「柾貴の知り合いね・・・」
「これ、社長からです」
栗原さんは拓真さんに書類を渡すとレオンの頭をなでなでして出て行った。
「明日は部屋でお留守番させてとけよ」
「そうですね」
栗原さんに見つかってしまったし、仕方がない。
「子供なんてまだまだ…要らない。俺は今最高に幸せなんだから・・・」
「レオン、ちゃんとお留守番してた?」
小陽はキャリーバックからレオンを出して、抱っこする。
「何で、レオンを連れて来るんだよ!?」
「…大体、拓真さんがにんじん嫌いのレオンににんじんを強引に食べさせるから…具合が悪くなったんですよ」
「にんじんはウサギの大好物だろうが・・・レオンはウサギのクセにおかしいぞ」
「それも個性なんです。にんじんが嫌いなウサギ居てもおかしくはありませんよ」
「失礼します」
レオンを隠す間もなく、栗原さんが入室した。
「あれ、副社長室はいつから動物園になったんですか?副社長」
「連れて来たのは俺じゃない。小陽だよ。栗原さん」
拓真さんはデスクに頬杖を付き、プイッと知らんぷり。
「申し訳有りません。栗原さん」
「これが新しい家族のレオンですか・・・」
「はい、本当は柾貴君のお知り合いのウサギで柾貴君に代ってお世話しているだけなんです」
「柾貴の知り合いね・・・」
「これ、社長からです」
栗原さんは拓真さんに書類を渡すとレオンの頭をなでなでして出て行った。
「明日は部屋でお留守番させてとけよ」
「そうですね」
栗原さんに見つかってしまったし、仕方がない。