ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
《6》成功率0の求婚
小陽sideー
「風邪はもういいのか?」
「はい」
お父様はリビングでネクタイを結んでいた。
拓真さんとは会いづらく、無断欠勤。
会社に連絡もせずに休むなんて社会人失格だ。
お父様の紹介で入社した会社なのに、私はお父様の顔に泥を塗ってしまった。
今日こそは出社しようと意気込み、ベットから出て来る。
リビングは沢山の花で埋まっていた。
「この花は?」
「佑介さんからお見舞いの花よ。小陽が風邪を引いて寝込んでるって言ったら…佑介さんったら、心配して・・・」
「お見舞いの花にも程がある…全く佑介のヤツは・・・」
お父様はリビングを埋め尽くす花々を口惜しそうに見た。
花の香りに鼻腔を擽られながら3人で朝食を食べる。
「はい」
お父様はリビングでネクタイを結んでいた。
拓真さんとは会いづらく、無断欠勤。
会社に連絡もせずに休むなんて社会人失格だ。
お父様の紹介で入社した会社なのに、私はお父様の顔に泥を塗ってしまった。
今日こそは出社しようと意気込み、ベットから出て来る。
リビングは沢山の花で埋まっていた。
「この花は?」
「佑介さんからお見舞いの花よ。小陽が風邪を引いて寝込んでるって言ったら…佑介さんったら、心配して・・・」
「お見舞いの花にも程がある…全く佑介のヤツは・・・」
お父様はリビングを埋め尽くす花々を口惜しそうに見た。
花の香りに鼻腔を擽られながら3人で朝食を食べる。