ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「小陽、いいアイデアがあるわ」
「えっ!?」
「赤ちゃん、作っちゃいなさい」
「おいっ!?陽那お前は何を言い出すんだ?」
お父様は飲んでいた緑茶を吹いた。
「相手をお腹の中の子のパパにしちゃえば、結婚出来るわ。敦司さんだって、さすがに小陽をシングルマザーにはしないから」
「元総理の令嬢がデキ婚なんて・・・世間体が悪いぞ!マスコミの格好の餌じゃないか・・・」
「いいじゃない。結婚すれば、どうせ子供は作るんだし。ねぇ?小陽」
「陽那の言葉は悪魔の囁きだ!耳を貸すんじゃない。小陽」
「授かり婚はしたくないかな?」
「敦司さんの味方するの?小陽」
「赤ちゃんは…結婚してからでいい。ともかく、二人で過ごす時間が欲しい・・・」
「二人の時間か…それもそうね。ところで、拓真君には彼女居るの?」
「え、あ…うん。社内に居るみたい・・・」
「それおかしいわね・・・」
お母様は首を傾げた。
「何がおかしい?」
「こっちの話よ・・・」
拓真さん、季実子さんと復縁したんだよね・・・
「えっ!?」
「赤ちゃん、作っちゃいなさい」
「おいっ!?陽那お前は何を言い出すんだ?」
お父様は飲んでいた緑茶を吹いた。
「相手をお腹の中の子のパパにしちゃえば、結婚出来るわ。敦司さんだって、さすがに小陽をシングルマザーにはしないから」
「元総理の令嬢がデキ婚なんて・・・世間体が悪いぞ!マスコミの格好の餌じゃないか・・・」
「いいじゃない。結婚すれば、どうせ子供は作るんだし。ねぇ?小陽」
「陽那の言葉は悪魔の囁きだ!耳を貸すんじゃない。小陽」
「授かり婚はしたくないかな?」
「敦司さんの味方するの?小陽」
「赤ちゃんは…結婚してからでいい。ともかく、二人で過ごす時間が欲しい・・・」
「二人の時間か…それもそうね。ところで、拓真君には彼女居るの?」
「え、あ…うん。社内に居るみたい・・・」
「それおかしいわね・・・」
お母様は首を傾げた。
「何がおかしい?」
「こっちの話よ・・・」
拓真さん、季実子さんと復縁したんだよね・・・