ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
硝子張りのエレベーターはゆっくりと上がっていく。足許には東京湾とイルミネーションに輝く夜の東京の街が広がっていた。
ソワソワしているような感じにも取れる拓真さんの雰囲気。
落ち着こうと何だか必死だった。
「どうしました?副社長」
「あ・・・いや・・・」
エレベーターが停止し、レストランフロアに到着した。
拓真さんが予約した店はフレンチレストランで家族で何度か来たコトがある場所。
個室へと案内され、椅子に座った。
メニューもワインも予め予約した際に決められていた。
こう言う細かい気配りにきっと女性はときめくのだろう。
「カンパイ」
拓真さんと私は白ワインの入ったグラスをカチンと重ねる。
軽やかな音。窓越しに見える夜景。目の前には想い人の拓真さん。
夢みたいなひと時だったーーー・・・
ソワソワしているような感じにも取れる拓真さんの雰囲気。
落ち着こうと何だか必死だった。
「どうしました?副社長」
「あ・・・いや・・・」
エレベーターが停止し、レストランフロアに到着した。
拓真さんが予約した店はフレンチレストランで家族で何度か来たコトがある場所。
個室へと案内され、椅子に座った。
メニューもワインも予め予約した際に決められていた。
こう言う細かい気配りにきっと女性はときめくのだろう。
「カンパイ」
拓真さんと私は白ワインの入ったグラスをカチンと重ねる。
軽やかな音。窓越しに見える夜景。目の前には想い人の拓真さん。
夢みたいなひと時だったーーー・・・