ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
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ダイヤモンドホテル東京ベイサイド
拓真さんが私にプロポーズした想い出の場所が結婚披露宴の場所になった。
「チャペル式の方が良かったのに。
敦司さんがどうしても、ヴァージンロード歩きたくないって言うから・・・
一生に一度のコトなのにね・・・」
お母様は神前式がお気に召さない雰囲気。
「披露宴で、ウエディングドレスは着るし、それでいいじゃないの?陽那さん」
「それはそうなんだけどね・・・」
純名さんに窘められてもお母様の不満は消えない。
「お喋りばかりしないで、さっさと決めようぜ」
両家の母親が付き添い、本日は衣装決めで、女性の中で男性の一人の拓真さんは私達のペースに少し苛立っていた。
ダイヤモンドホテル東京ベイサイド
拓真さんが私にプロポーズした想い出の場所が結婚披露宴の場所になった。
「チャペル式の方が良かったのに。
敦司さんがどうしても、ヴァージンロード歩きたくないって言うから・・・
一生に一度のコトなのにね・・・」
お母様は神前式がお気に召さない雰囲気。
「披露宴で、ウエディングドレスは着るし、それでいいじゃないの?陽那さん」
「それはそうなんだけどね・・・」
純名さんに窘められてもお母様の不満は消えない。
「お喋りばかりしないで、さっさと決めようぜ」
両家の母親が付き添い、本日は衣装決めで、女性の中で男性の一人の拓真さんは私達のペースに少し苛立っていた。