ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「小陽さんはどんなドレスがお好み?」

「あ・・・そうですね・・・」

「人気の高いシンプルだけど上品なAラインのドレスはどう?」

「いいですね」

「私はフワフワのボリューム感のあるプリンセスラインがいいわ」

双方の母親の意見が割れる。


「俺は曲線が綺麗に見えるマーメイドラインがいい」

拓真さんが私にマーメイドラインのドレスを持って来た。


「マーメイドラインか・・・
お母さんには着こなせないけど・・・小陽なら似合うかも。
胸もお母さんよりも大きいし、スタイルも抜群だもんね」


お母様は二人の目の前で私の胸をわし掴みした。


「お母様!?」

そばで見ていた拓真さんの顔が赤く染まる。


「!?拓真君ってば…可愛いわね・・・」

「陽那さん・・・からかわないで下さい」

女性経験豊富な拓真さんもお母様にタジタジだった。


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