お嬢様と7人の男子

「要、まだつかないの？」



「もう少しで到着します」



「要、」



「はい、なんでしょうか？お嬢様」



「要は、デブな私は嫌？」



「いえ、とんでもごさいません。ただ、他の奴らにお嬢様を汚すようなことを言われたくないだけです」



「そう…」


「それに、これ以上お嬢様が傷つく姿を見たくありません」



あんなこと言ってくれる人がこの世に存在してるとは思わなかった


少しだけ、要のことを信頼出来ると思った



私はちょっぴり嬉しかった