お嬢様と7人の男子


「その件については申し訳ございません。決して、いやらしいことは考えていません」



「……いいよ……べつに…」




「お嬢様が朝から俺を避けてるのもそのせいですよね」



「それは…!」


「これからはお嬢様に一切そんなことはしませんので、
それに好意などはないのでご安心を」



グサリ…



なんか今、胸がチクチクした



なんだろうこの悲しみ



心が痛む…




「じゃあ、お先に失礼しま…


『待って…』


お、お嬢様!?」



私は勢いで要の袖口を引っ張った


自分でも驚いた、まさかこんな行動に出るとは





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