お嬢様と7人の男子


「先生、霧島くんは?」



「まぁ、平気よ。安静にしてれば」



「そうですか…」



「それにしても、よく我慢したわね。すごい高熱だったのに」




「……。私、ハヤテくん呼んできます」



「そうねお願い」


保健室から私たちはでた



「そりゃあ抱きついてくるわけよね」



「でも熱でも抱きついてたのは嫌だった…」


あれ、白馬くんはすねてる様子だった

こういう時になんて言えばいいだろう

返し方に困る

「ごめん、僕何言ってるんだろ」

白馬くんは顔が赤くなっていた

「そんな時もあるよねアハハ…」

「僕、ハヤテ君呼んでくる」

「あ、うん」
保健室から白馬くんは出ていった

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