お嬢様と7人の男子
「じゃあ行こ!要」
「うん」
「待ちなさい、要くんはここに残りなさい。ここでお話がある」
「わかりました。愛梨先に行って」
「私も一緒にいるわ」
「あいり、外にでてなさい、要くんにお話があるんだ」
「はい…お父様…」
愛梨は部屋から出た
「要くん、実は君は残念ながら愛梨とは結婚出来ないんだ」
「!?」
「昔から親しくしてくれるのはありがたい。しかし、君はあくまでも愛梨の``執事´´だ」
「……」
「それに、愛梨には婚約者いるんだ、その為にも愛梨の前から消えて欲しい」
「え、!?」
「恋愛感情がうまれてしまえば君はクビだ
もう、愛梨に目の前に二度と姿を現ないでくれ。もちろん次の仕事も見つけておいてあげた便も手配した。出る用意をしておけ」
「そんな、お父様。どうかお願いです、せめて愛梨のそばにだけでも」
要は土下座した
「はぁ…君の地位じゃ愛梨のそばにはいられないんだよ」
ーバタン
愛梨のお父さんは部屋から出ていった
「お願いです、お願いです…」
要からには涙が溢れかえっていた