お嬢様と7人の男子
え、そんなことある??
動揺が隠しきれなかった
「ご存知なんですか?」
「あ、ええとまぁ…私の執事なの」
偶然にも程がある
じゃあ、昨日要といた人ってこの子なの?
何も知らなかった、要の昔のことなんて
「それはそうだったんですね!要がお世話になってます」
一瞬、愛梨ちゃんの顔が強ばった気がする
私は知る由もなかった、これが悲劇の始まりだとは
「まさか身近の人だとわ」
「ふふ♪♪、これからよろしくお ・ね ・が ・い ・し ・ま ・す ・ね?」
愛梨はニコリと笑った