お嬢様と7人の男子
結局、起きるはめになった
「俺のことは、要か犬塚など自由にお呼びください、お嬢様」
「じゃあ、かなめって呼ぶ…」
「承知しました」
「で、ダイエットなんでしなきゃいけないの?」
「もちろん、またお嬢様に学校へ行かせるめにです」
「だったら、ダイエットしなくても学校には行けるけど?」
「お嬢様、あなたは悔しくないのですか?あいつらにデブだと馬鹿にされたんですよ!?」
「事情は聞いてるのね。別に悔しくはないけど…」
「俺は、悔しいです。しかもこの家の名誉に関わってくるんです」
何気にスルーされた
めんどくさい
「やればいいんでしょ?やれば」
「そうです、その意気です」