伝えたぃ・・・
来季は死んでしまった。

病院で死亡が確認された。

さっきまで、温かかった来季の体が・・・

いまじゃ冷たいよ・・・

そして、葬儀が行われた・・・

がっこうの友達・・・先生・・・

沢山の人が来てくれていた。

来季は幸せ者だね。

こんなにも、涙を流してくれて・・・

こんなにも、沢山の人がきてくれて・・・

来季が灰になってしまうとき・・・

思わず立てなくて、倒れてしまった。

その時、支えてくれたのが柚衣莉・・・

『大丈夫?』

「ぅん・・・

柚衣莉・・・私ね?」

『うん・・・』

「来季のこと好きだったっぽい・・・」

『ぅん・・・』

「いなくなって初めて気づいちゃったよ・・・」

『ぅん・・・・』


その夜私はずっと、来季のことを考えていた。

そして

ピーンポーン

(はーぃ)

お母さんが出ているのかな?


そして、

ガチャッ・・・・

『琴?これ、来季君のお母さんから・・・』

来季の?

「ありがっと・・・」

それは、ぱんぱんにふくれていた封筒だった。

中を見ると・・・・
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