私限定の甘さ 番外編
…そういえば、チョコ…どうしよう?
まだ全然決めてないんだよね…。
そもそも俊がチョコ好きかわかんないし…。
本当にどうしよう…。
「愛ちゃん!
おまたせっ!」
いつの間にか俊が戻ってきたみたいで、私は慌てて笑顔を作る。
そして、クレープを見て目を輝かせる。
「美味しそう〜!!
あ、クレープいくらだった?」
まだ俊にお金払ってなかった。
私が財布を出そうとすると、俊は慌てて
「お金はいいよ!!」
と言う。