私限定の甘さ 番外編


俊のご両親に挨拶するのは今日は無理そうだけど、いつか挨拶しなきゃ。


心の中でそう決意した時、大事なことを思い出した。


あっ!!


そういえば、光くんと怜も来るんだよね?


すっかり忘れてたよ!


俊も何も言わないし。


いくらなんでも遅くない?


「ねぇ俊。
光くんと怜まだ?」


私が何気なく聞くと、種はポカーンとした顔になる。


え、何その顔?


私、なんか変なこと言った?


「…なんで光と荒木?」



「…へ?2人も来るんでしょ?」


< 88 / 101 >

この作品をシェア

pagetop