私限定の甘さ 番外編

愛ちゃんの首にチュッと軽くキスをする。


「ひゃっ!」


いきなりでびっくりしたのかそんな声を出す愛ちゃん。


かわい、もっと聞きたい。


少し強めに吸うと、愛ちゃんの体はビクッと固まる。


ゆっくりと、唇を離すと愛ちゃんの白い肌に赤いシルシが。


そうキスマークだ。


何をされたかよくわかっていない愛ちゃんは首を傾げ、俺を見つめる。


そのキョトンとした顔が可愛くてまた唇にキスを…って、だめだ!!


パッと愛ちゃんから離れる。


愛ちゃんは不思議そうな顔をしてむくりと起き上がる。


…危なかった。


あのままじゃ、俺、止まんなかった。

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