私の想い人はダンサー

レッスンが終わった後、
私はすぐに夏くんのもとへ行った

「夏くん、さっきは恥ずかしい思いをさせてしまってすみませんでした!以後気をつけます!」

「全然大丈夫。ほら友達待ってるよ、帰りな。」

相変わらず無愛想だな...
そんな所もいいんだけどね...笑

「すみませんでした!ありがとうございます!お先に失礼します!お疲れ様でした!」

「お疲れ」

はぁ...今日もかっこよかったなぁ...

「夏さんどうだった?」

「あ、れいやちゃん!許してくれたよ!」

「ふーん。他には?なんか話した?」

「全然...でも話せただけでいい!もう好き過ぎる...///」

「あっそ」

え、冷た。もっと何かある事ないですか?
れいやちゃんは相変わらず塩過ぎて怒ってるかと思う時がある
でもちゃんと話は聞いてくれるしアドバイスもくれる。
可愛いし、守ってあげたくなる感じだけど
ダンス超上手いし。お姉ちゃんみたい。

こんな事れいやちゃんに話したら
絶対キモイとか言いそうだけど笑

「何ボーっとしてんの?帰るよ」

「ごめん!今行く!」

「はぁ、ホントにあんたはいっつも、はぁ」

「そんなため息つくことないじゃん!ひどいよ!」

「あーはいはい、すんませんねー」

「相変わらず冷た。」

「...」

いや、無視すか。

「じゃね。」

「え!」

あ、もう分かれ道に来てたんだ
れいやちゃんと過ごしてる時は時間早く感じるんだよね
もっと話したかったのにな
とりあえず帰ろ。
今日は夏くんとも話せたし♪

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