チョコレートみたいな恋



でも、結局渡せなくて


もういいやって思い、帰り支度をしていると



私の隣の席の男子が、カバンの中に入っていたチョコに気がついた


まずいと思った時にはもう遅くそれをとりあげて大きな声で




『山本がチョコ持ってきてるー!!』


と言い放つ





『ちょ、ちょっと!』



『裕太へ…これ!佐々木にだぞ!』


< 20 / 107 >

この作品をシェア

pagetop