モラハラ男と親友が別れるまで
未来がバイトして一週間が経たない頃、彼女からメールが届いた。
開くと、電話をしてもいいかという内容。もちろん断る理由もないのでOkした。
「茜?」
「うん、なに?」
「あのさ、バイトのことなんだけど」
バイトのことで話があると言われ、何なのか考えた。
彼氏絡みか、それとも嫌いな人が客として来たか、その辺だろう。
「もう辞めたい」
「....え?」
その考えは、なかった。
バイトを始めてまだ一週間も経っていないのだ。当然だろう。
バイト先で何かあったのだろうか。
何も理由がないのに、バイトを辞めたいと言い出すような人間ではない。それ相応の理由があるのはすぐに分かった。
「バイト先の人が、無理...」
「人間関係?」
「うん、もう無理」
「早くない?」
「わたしもそう思うけど、無理、めっちゃ無視される」
「誰に?」
「バイト先の人。店長が無視し始めたらバイトの人にも無視されるようになった」
完全なる無視ではなく、店長とバイトの人が話をしていたのを見て、自分も仲良くなりたいと思いおずおずと輪に入ったら「は?何で来るの?」という対応をされたようだ。
話しかけても反応は薄く「あー」「へー」が基本らしい。そりゃあ辞めたくもなるわな。
その他にもまだあったみたいだが、とりあえず私は「辞めてもいいんじゃない?」と薦めた。
開くと、電話をしてもいいかという内容。もちろん断る理由もないのでOkした。
「茜?」
「うん、なに?」
「あのさ、バイトのことなんだけど」
バイトのことで話があると言われ、何なのか考えた。
彼氏絡みか、それとも嫌いな人が客として来たか、その辺だろう。
「もう辞めたい」
「....え?」
その考えは、なかった。
バイトを始めてまだ一週間も経っていないのだ。当然だろう。
バイト先で何かあったのだろうか。
何も理由がないのに、バイトを辞めたいと言い出すような人間ではない。それ相応の理由があるのはすぐに分かった。
「バイト先の人が、無理...」
「人間関係?」
「うん、もう無理」
「早くない?」
「わたしもそう思うけど、無理、めっちゃ無視される」
「誰に?」
「バイト先の人。店長が無視し始めたらバイトの人にも無視されるようになった」
完全なる無視ではなく、店長とバイトの人が話をしていたのを見て、自分も仲良くなりたいと思いおずおずと輪に入ったら「は?何で来るの?」という対応をされたようだ。
話しかけても反応は薄く「あー」「へー」が基本らしい。そりゃあ辞めたくもなるわな。
その他にもまだあったみたいだが、とりあえず私は「辞めてもいいんじゃない?」と薦めた。