モラハラ男と親友が別れるまで
「でね、彼氏の晴夫が…」
彼氏の話が止まらない。
私も興味津々でその話を聞いていた。
しかし、会話を始めて1時間が経過する頃、楽しい話が一変した。
暗い表情で今度はその晴夫の嫌な面を語りだした。
「実はさ、よく喧嘩をするんだけどそのときの晴夫が面倒くさいんだよね」
どうせ痴話喧嘩だろ、と考えていたが話を聞いているとどうやらそういうわけではないらしい。
「その喧嘩も、本当に些細なことなんだよ。小さな事で怒って…喧嘩というか晴夫の八つ当たりみたいなものなんだけど。それで、わたしは悪くないんだけど謝るの。けどなかなか許してくれなくて」
悪くないのに謝る親友が理解できなかった。
悪くないのに謝る?
許してくれない?
怪訝な顔をするとそれに気づいたのか、言葉を付け加える。
「わたしが謝ってその場がおさまるなら、それはそれでいいんだよ。謝るのが苦なわけでもないし」
ぽつりぽつりと話す未来。
晴夫は普段良い人なのだと言う。しかし喧嘩をすると豹変するという。
彼氏の話が止まらない。
私も興味津々でその話を聞いていた。
しかし、会話を始めて1時間が経過する頃、楽しい話が一変した。
暗い表情で今度はその晴夫の嫌な面を語りだした。
「実はさ、よく喧嘩をするんだけどそのときの晴夫が面倒くさいんだよね」
どうせ痴話喧嘩だろ、と考えていたが話を聞いているとどうやらそういうわけではないらしい。
「その喧嘩も、本当に些細なことなんだよ。小さな事で怒って…喧嘩というか晴夫の八つ当たりみたいなものなんだけど。それで、わたしは悪くないんだけど謝るの。けどなかなか許してくれなくて」
悪くないのに謝る親友が理解できなかった。
悪くないのに謝る?
許してくれない?
怪訝な顔をするとそれに気づいたのか、言葉を付け加える。
「わたしが謝ってその場がおさまるなら、それはそれでいいんだよ。謝るのが苦なわけでもないし」
ぽつりぽつりと話す未来。
晴夫は普段良い人なのだと言う。しかし喧嘩をすると豹変するという。