友情と恋愛と。
* * *伏井 桜咲side* * *





今さっき、顔を真っ赤にさせた紫花が家の中へ入ってきた。


殴られたことはもうどうでもいいようだ。


話を聞くとさっきキスをされたとかなんとか。


私はその男にイラついて仕方ない。


好きなら紫花の為を思って行動しろ!クソ男!!!


何が好きで俺が近づいてるのにだ!!!!じゃなきゃちゃんと守れ!!!


そして、会ってからそんなに立たないのに、紫花が心配だ。


「紫花、とりあえずその男にあわせて!」


殴らなければ気が済まない。
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