わたしのいちばんすきなひと。



多分今この気持ちは一時的なものだ。


これから翔くんに会うことはきっとないはず。


そしたらこの気持ちなんてきっと忘れてしまう。



今まで通りいい思い出として心に残して


蒼くんと一緒にいるんだ。




翔くんとは別々の道を進むって決めたんだから。



わたしはケータイを鞄に直して


家に帰った。




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