わたしのいちばんすきなひと。
揺らぐ決意




ある日の休日。


蒼くんが家に来ていて2人でのんびり過ごしていた。



「蒼くん〜?コーヒー飲む?」


「じゃあ頂いてもいいかな?」


台所に行き、コーヒーを淹れる。


蒼くんは借りてきたDVDを見ている。



明菜から本当の話を聞いたけど翔くんとも会ってないし、連絡も取っていない。


会いたいと思ってたのもこうしていつも通りの穏やかな生活をしていたらだんだん気持ちが薄れてきて…


考えないようにしているのもあるけど。




「はい、どうぞ。」


「ありがとう。」


蒼くんにコーヒーの入ったマグカップを渡し隣に座り一緒にDVDを見る。


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