わたしのいちばんすきなひと。



懐かしい体温。


懐かしい鼓動。


懐かしい背中。




わたしと翔くんはゆっくりゆっくり離れる。


でも目線は離れない。


翔くんの綺麗な瞳に吸い込まれてしまいそうで…





どちらともなくさらに近く距離。








〜♩ ♩

あと少しでお互いの唇が触れ合う時だった。


わたしのケータイが鳴りお互い我に戻り離れる。


蒼くんからの電話だった。



< 386 / 431 >

この作品をシェア

pagetop