わたしのいちばんすきなひと。
これから先会えない…だから
忘れるために自分なりに努力した。
思い出の品も全部捨てて写真も…
唯一卒業式の写真は捨てれなかったけど。
成人式のときわたしに手紙を書いてたなんて知らなくて
忘れようとしていた気持ちを呼び起こされた。
あの日、女の人と歩いてたの見たってクラスの男子が言ってて彼女ができたのかなと思った。
あとから翔くんに聞いたら妹の沙耶ちゃんだったんだって。
苦しくて辛い恋のあとに
わたしは蒼くんという素敵な人に出会った。
わたしの何もかもを受け入れて
一番でもなくていいからゆっくり俺のことを好きになってくれたらと言ってくれた優しい人。