わたしのいちばんすきなひと。




でもわたしは支えてくれた蒼くんを裏切れなくて自分の気持ちに嘘をついて蒼くんと一緒にいようとしたけど



やっぱり無理で、翔くんが好きという気持ちに蓋はできなかった。



蒼くんを傷つけてまでも翔くんの元へ戻りたかった。



わたし、後悔なんかしてないよ。



今すごくすごく幸せなんだ。




翔くんに出会って楽しくて嬉しい思いを知った。


でもね、その分苦しくて切ない思いたくさんした。


時には出会わなければよかったと思ったときもあった。


こんなに苦しいのなら好きにならなければよかったって。



でもね、翔くんに感謝してるんだ。


翔くんのおかげで友達のありがたみ、家族のありがたみを知った。
たくさんのこと教えてもらったよ。



出会えてよかった。たくさん遠回りしたけど



わたしすごく幸せだよ。



< 429 / 431 >

この作品をシェア

pagetop