わたしのいちばんすきなひと。
「俺家こっちだから帰ってたら大原見つけてさ!」
家こっちなんだ。
同じ方面に帰る人大体見たことある人とかいるけど、片岡くんも同じ方面とは知らなかった。
「だーれ?」
明菜が片岡くんを不思議そうに見る。
そっか、明菜は知らないのか。
「わたしたちと同じクラスでわたしと隣の席の片岡くん!」
「あ!同じクラスなんだ!
わたし松山明菜っていうの!よろしくね!」
「お!同じクラスなんだ!よろしくな!」
2人は挨拶をし、3人で帰ることにした。