わたしのいちばんすきなひと。


真剣に教えてくれる姿。

ノートに文字を書く姿。

低くて聞いてて安心する声。


その全てにドキドキしている自分がいた。



この気持ちって一体なんだろう。
今まで経験したことない気持ちだった。

ドキドキするし、目を合わせなれないくらい緊張するけど隣にいてほしい。


複雑な気持ち。


その日からわたしはうまく片岡くんと話せなくなってしまった。



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