わたしのいちばんすきなひと。


そこには同じクラスの女子と遊ぶ片岡くんの姿が見えた。


いいな、わたしも一緒に遊びたい…
モヤモヤする、気持ちが。


「モヤモヤする…」

「それが恋だよ。
ドキドキして緊張してうまく話せないかもしれないけど、頑張っていつも通りにするんだよ!
わたし応援してるから!!片岡も莉子のこと好きになってくれるといいね。」

なんかあったらいつでも話聞くからと
明菜はわたしの手を握った。


「うん、ありがとう。」

わたしは再び校庭にいる片岡くんを見た。

ドキドキドキドキ。




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