わたしのいちばんすきなひと。



「わたしは再来週行くよ!
なんかセーラー服着るの楽しみ!わくわくする!」

明菜は目をキラキラさせていた。

制服似合いそうだなー、明菜。



ブランコがきぃーっと小さく音を立てる。



「あ!あれ!」

明菜は目の前を指差す。

そこには翔くんとクラスの男子たちが数人いた。


自転車をこいでいて
ちょうどわたしたちのいる公園の前で自転車を止めた。




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