私魔法使いらしいので異世界救ってきます
遥か昔、今では対立している魔族と人間だが、昔は共存していた。
だけどある日、人間が魔族を大量虐殺し、2族は分裂した。
それがきっかけで北の大陸は魔族軍、南の大陸は人間軍のものになり、お互い睨み合いが続いていたが、12代目、現在の2代前の魔王が人間軍の住む南の大陸に攻めてきた。
その時もある1人の勇者と呼ばれる人に阻止された。
たった1人で魔王を倒したのだ。
その人はその後も南の大陸の治安を良くするように魔物の討伐を中心に活動し続けた。
ある日、勇者が同族の裏切りによって殺され、大陸中が絶望していた時、2人の英雄、私のお母さんと雄二さんが生まれた。
「細かく言えば、その12代目の魔王による大きな侵攻の他にも魔族何人かで攻めてきたこともあったらしいよ。それもまた大体が少数の人によって阻止されてる」
「まずはこの依存する傾向をどうにかしないといけないな」
そう簡単に言っているけど、どうにかしようと思い、すぐどうにかなるものではない。
となると。
「両方のトップをどうにかした方が早くない?」
「早くねーよ」
「だって私達がそれぞれのトップに立てばいい話じゃん?」
国王は世襲制だから難しいかもしれないけど、魔王は、現魔王を倒せばなれるんだよ。
「これ程楽な話はないよね」
「お前頭のネジぶっ飛んでるよな」
「私ネジじゃなくて釘派だわ」
「2つとも用途が違うんだから釘派もクソもねーよ」
それはわかってるけど、ネジみたいにぐるぐるぐるぐるやるのが面倒くさい。
釘みたいにトンカチでとんとんとーんってやる方が好きだなぁ。
「ってこんな話してる場合じゃないんだわ。マジでやるの?」
「寧ろそれ以外どうすんの?」
「こいつは本当に……分かった。じゃあそうしよう」
って事で私達今日から人間軍、魔族軍のトップ目指します。
だけどある日、人間が魔族を大量虐殺し、2族は分裂した。
それがきっかけで北の大陸は魔族軍、南の大陸は人間軍のものになり、お互い睨み合いが続いていたが、12代目、現在の2代前の魔王が人間軍の住む南の大陸に攻めてきた。
その時もある1人の勇者と呼ばれる人に阻止された。
たった1人で魔王を倒したのだ。
その人はその後も南の大陸の治安を良くするように魔物の討伐を中心に活動し続けた。
ある日、勇者が同族の裏切りによって殺され、大陸中が絶望していた時、2人の英雄、私のお母さんと雄二さんが生まれた。
「細かく言えば、その12代目の魔王による大きな侵攻の他にも魔族何人かで攻めてきたこともあったらしいよ。それもまた大体が少数の人によって阻止されてる」
「まずはこの依存する傾向をどうにかしないといけないな」
そう簡単に言っているけど、どうにかしようと思い、すぐどうにかなるものではない。
となると。
「両方のトップをどうにかした方が早くない?」
「早くねーよ」
「だって私達がそれぞれのトップに立てばいい話じゃん?」
国王は世襲制だから難しいかもしれないけど、魔王は、現魔王を倒せばなれるんだよ。
「これ程楽な話はないよね」
「お前頭のネジぶっ飛んでるよな」
「私ネジじゃなくて釘派だわ」
「2つとも用途が違うんだから釘派もクソもねーよ」
それはわかってるけど、ネジみたいにぐるぐるぐるぐるやるのが面倒くさい。
釘みたいにトンカチでとんとんとーんってやる方が好きだなぁ。
「ってこんな話してる場合じゃないんだわ。マジでやるの?」
「寧ろそれ以外どうすんの?」
「こいつは本当に……分かった。じゃあそうしよう」
って事で私達今日から人間軍、魔族軍のトップ目指します。