私魔法使いらしいので異世界救ってきます
「おねーさんに何がわかんの?偉そうな事言わないでくんない?」
ヘラヘラと笑っていたチャラ男は一体どこに行ったのか、今は視線だけで人に穴を空けられそうなくらい睨まれている。
個性が強い3人組だとしか思ってなかったけど、他に何かありそうだね。
「何も言わないで察しろって言ってんの?バッカじゃないの。何のためのお口?何のための言葉?あんたこそ偉そうな事言わないでくんない?」
更に煽って全部を話させる。
「俺達は元は魔族の奴隷だったんだよ!!」
「物心ついた時から両親はいなかった。いたのは雇い主だけ」
「ずっと憎くて、いつか殺してやる、って気持ちでずーっとこっそり魔法の練習をしてた」
「ある日、英雄と呼ばれた2人がいなくなった」
「これは好都合だと思ったよ」
「おねーさん、なんで人間軍に強い人がいなくなったのかわかる?」
「魔族が殺したんじゃないの?」
「俺達が殺したんだよ!!」
「全部魔族のせいにして、僕達より強い人を殺した」
「ついでに雇い主も殺して、俺らは人間軍のトップ3に上り詰めたんだ!」
「前国王が魔王を殺してこいって言った時は、初めて神様に感謝したよ」
「憎かった魔族を思い通りに出来る」
「でもおねーさん達が俺達より先に殺して、魔王になった」
「同じ人間なら信用してもらえやすいしすぐ殺せそうだと思ったんだが……」
「予想以上に君が頭のキレる子だったよ」
「これが俺達がここに来た理由。わかった?おねーさん」
この人達は……狂ってる。
ヘラヘラと笑っていたチャラ男は一体どこに行ったのか、今は視線だけで人に穴を空けられそうなくらい睨まれている。
個性が強い3人組だとしか思ってなかったけど、他に何かありそうだね。
「何も言わないで察しろって言ってんの?バッカじゃないの。何のためのお口?何のための言葉?あんたこそ偉そうな事言わないでくんない?」
更に煽って全部を話させる。
「俺達は元は魔族の奴隷だったんだよ!!」
「物心ついた時から両親はいなかった。いたのは雇い主だけ」
「ずっと憎くて、いつか殺してやる、って気持ちでずーっとこっそり魔法の練習をしてた」
「ある日、英雄と呼ばれた2人がいなくなった」
「これは好都合だと思ったよ」
「おねーさん、なんで人間軍に強い人がいなくなったのかわかる?」
「魔族が殺したんじゃないの?」
「俺達が殺したんだよ!!」
「全部魔族のせいにして、僕達より強い人を殺した」
「ついでに雇い主も殺して、俺らは人間軍のトップ3に上り詰めたんだ!」
「前国王が魔王を殺してこいって言った時は、初めて神様に感謝したよ」
「憎かった魔族を思い通りに出来る」
「でもおねーさん達が俺達より先に殺して、魔王になった」
「同じ人間なら信用してもらえやすいしすぐ殺せそうだと思ったんだが……」
「予想以上に君が頭のキレる子だったよ」
「これが俺達がここに来た理由。わかった?おねーさん」
この人達は……狂ってる。