私魔法使いらしいので異世界救ってきます
「俺は愛凛の事が好きだ。正直、最初はこんなうるさそうな顔がいいだけの女と2人で異世界に行かされるとかどんな拷問だよ、とか思ってた。一緒に過ごす内にどんどん女らしさが消えてくし、好きになる要素が皆無だけど、何故かいつの間にか惹かれてた。素の俺を受け止めてくれるお前に惚れた。俺と付き合ってくれますか?」
いつもと違って優しい顔で言うなんて反則だよ……
「私だってこんなタラシで猫の被ってるやつと異世界救うとか絶対無理、って思ってたけど、実際普通に面白いし、口は悪いけど優しいし、頼りになる紫苑の事が、気付いてなかっただけで好きだったのかもしれない。過去のことだからわかんないけどね。……でも、今は大好きだって断言出来る。こんな私で良いならよろしくお願いします」
途中嬉しさと恥ずかしさで涙が出てきそうになった。
もう紫苑の顔見れない……と思い俯いていたら、顎クイというものをされ、あっという間にキスされ、抱きしめられた。
「紫苑……」
「やっと、やっと俺のものになった……」
「私は私のものだけどね」
「空気読め」
ただでさえ心臓がバクバクなのにこれ以上はやめて欲しい。
血圧が上がりすぎて、高血圧になりそう……
いつもと違って優しい顔で言うなんて反則だよ……
「私だってこんなタラシで猫の被ってるやつと異世界救うとか絶対無理、って思ってたけど、実際普通に面白いし、口は悪いけど優しいし、頼りになる紫苑の事が、気付いてなかっただけで好きだったのかもしれない。過去のことだからわかんないけどね。……でも、今は大好きだって断言出来る。こんな私で良いならよろしくお願いします」
途中嬉しさと恥ずかしさで涙が出てきそうになった。
もう紫苑の顔見れない……と思い俯いていたら、顎クイというものをされ、あっという間にキスされ、抱きしめられた。
「紫苑……」
「やっと、やっと俺のものになった……」
「私は私のものだけどね」
「空気読め」
ただでさえ心臓がバクバクなのにこれ以上はやめて欲しい。
血圧が上がりすぎて、高血圧になりそう……