私魔法使いらしいので異世界救ってきます
異世界に来ちゃいました
眩しい白い光が消え、目を開けるとそこは森の中だった。
でも私達がいつも来ていた森じゃない。
一体ここは何処なの……
普通ならここで遭難するでしょう。
でも私達には魔法がある!!
まず1番最初に教えられた魔法は感知魔法。
対象が何処にいるかを感知することが出来る優れもので、旅には欠かせないそうだ。
という訳で1番近くにいる20人以上の団体様を対象に感知魔法を使った。
「んー……あ、意外と近くにいるよ。ここから南西に500mってとこかな」
「ん、南西ね。……南西って言われて分かるわけなくない?」
「まぁ適当に言ったんだけどね」
時差があることは何度もここに来て分かっていたから、今の時間がわからないので太陽の位置で推測することも出来ないし、方位磁針も持ってないしで方角が分かるはずもない。
どんな反応をするか期待してたんだけど意外とノリは良いようだ。
1週間共に特訓し続けてきたとは言え、性格が分かるほど話していない。
いや、話せなかった。
だからとりあえず紫苑の性格を把握しないとね。
「ふざけてないで早く行こう」
「はーい。こっちの方向だよ」
ここの森はあまり魔物がいないのか何の問題もなく街と思わしき所へ出た。
「ここってさ……」
「うん……絶対あそこだよね……」
「 「王都」 」
かつて私のお母さんや雄二さんが住んでいた街、王都。
その名の通り国王の一族、王族が住んでいるバカでかいお城があるのが特徴だ。
だからあの森に魔物がほとんどいなかったんだね。
感知魔法を使ったら1番近くにいる魔物でも1kmは離れたところにいたもん。
王族を守らなきゃいけないっていうのも分かるけど、それでも1kmはやり過ぎだろう。
でも私達がいつも来ていた森じゃない。
一体ここは何処なの……
普通ならここで遭難するでしょう。
でも私達には魔法がある!!
まず1番最初に教えられた魔法は感知魔法。
対象が何処にいるかを感知することが出来る優れもので、旅には欠かせないそうだ。
という訳で1番近くにいる20人以上の団体様を対象に感知魔法を使った。
「んー……あ、意外と近くにいるよ。ここから南西に500mってとこかな」
「ん、南西ね。……南西って言われて分かるわけなくない?」
「まぁ適当に言ったんだけどね」
時差があることは何度もここに来て分かっていたから、今の時間がわからないので太陽の位置で推測することも出来ないし、方位磁針も持ってないしで方角が分かるはずもない。
どんな反応をするか期待してたんだけど意外とノリは良いようだ。
1週間共に特訓し続けてきたとは言え、性格が分かるほど話していない。
いや、話せなかった。
だからとりあえず紫苑の性格を把握しないとね。
「ふざけてないで早く行こう」
「はーい。こっちの方向だよ」
ここの森はあまり魔物がいないのか何の問題もなく街と思わしき所へ出た。
「ここってさ……」
「うん……絶対あそこだよね……」
「 「王都」 」
かつて私のお母さんや雄二さんが住んでいた街、王都。
その名の通り国王の一族、王族が住んでいるバカでかいお城があるのが特徴だ。
だからあの森に魔物がほとんどいなかったんだね。
感知魔法を使ったら1番近くにいる魔物でも1kmは離れたところにいたもん。
王族を守らなきゃいけないっていうのも分かるけど、それでも1kmはやり過ぎだろう。