離婚前提策略婚。─続編─【改訂版】
「理性がなくなるからってキス一つもできなかったんだもんね。万年発情期か」
「お前だってずっと俺からキスされるのを待ってたんだろうが。それこそ万年発情期だろ」
「はあ?!ムカつくっ!もういい!あんたとは二度とキスしない!」
「ツッコミどころがありすぎて何から言えばいいか迷うが、とりあえずそれなら誓いのキスはしないってことだな」
「しない!龍成が心から謝罪したら考えてあげてもいいけど」
「いらねー」
「じゃあ結婚式は失敗前提だね」
「だな」
…これから結婚式だって言うのに、どうしてこうなるの…。
わたしの馬鹿……。
テンションがた落ちになったまま、式場に到着。控え室に入り早速準備に取りかかる。
メイクさんが手際よくわたしを綺麗にしていく。
お姫様になったみたい…と、この時間に酔っていたいのに、わたしがメイクしてもらっているのを龍成は隣でガン見…。
居心地が悪いったらありゃしない。
「お前だってずっと俺からキスされるのを待ってたんだろうが。それこそ万年発情期だろ」
「はあ?!ムカつくっ!もういい!あんたとは二度とキスしない!」
「ツッコミどころがありすぎて何から言えばいいか迷うが、とりあえずそれなら誓いのキスはしないってことだな」
「しない!龍成が心から謝罪したら考えてあげてもいいけど」
「いらねー」
「じゃあ結婚式は失敗前提だね」
「だな」
…これから結婚式だって言うのに、どうしてこうなるの…。
わたしの馬鹿……。
テンションがた落ちになったまま、式場に到着。控え室に入り早速準備に取りかかる。
メイクさんが手際よくわたしを綺麗にしていく。
お姫様になったみたい…と、この時間に酔っていたいのに、わたしがメイクしてもらっているのを龍成は隣でガン見…。
居心地が悪いったらありゃしない。