離婚前提策略婚。─続編─【改訂版】
「外面だけはいいからな」
「え?」
ぼそっと言うからよく聞こえなかったじゃん。
「や、良かったな!味方か!それはいいけど華乃は麻友ちゃんみたくなるなよ!二人がタッグを組んだら俺、笑えねぇわ」
「なに言ってんの」
「な、今日の俺、イケメン度半端ねぇだろ?」
「は?なによいきなり」
思わず振り向く。
龍成もソファーの背から顔を覗かせていたから目が合った。
「元からのイケメンがタキシードで五割増し。それも疲れを微塵も表に出さない大人の男。言うことねぇよな」
うわ、完全に自分に酔ってらっしゃるわ。
「黙ってろよ。口を開くよりかは七割増しになるから」
「華乃ちゃん?今日くらい素直に『旦那様、超絶男前!』って言ってみたら?」
「旦那様、超絶ナルシスト!」
「おい」
「え?」
ぼそっと言うからよく聞こえなかったじゃん。
「や、良かったな!味方か!それはいいけど華乃は麻友ちゃんみたくなるなよ!二人がタッグを組んだら俺、笑えねぇわ」
「なに言ってんの」
「な、今日の俺、イケメン度半端ねぇだろ?」
「は?なによいきなり」
思わず振り向く。
龍成もソファーの背から顔を覗かせていたから目が合った。
「元からのイケメンがタキシードで五割増し。それも疲れを微塵も表に出さない大人の男。言うことねぇよな」
うわ、完全に自分に酔ってらっしゃるわ。
「黙ってろよ。口を開くよりかは七割増しになるから」
「華乃ちゃん?今日くらい素直に『旦那様、超絶男前!』って言ってみたら?」
「旦那様、超絶ナルシスト!」
「おい」