『kiss me...。』


あれから3日
幹斗さんから電話はこない。
あたしは
遊ばれてるんじゃないか?と不安になり
アヤカに相談した。


「電話がこないのかぁ・・・」


「うん・・・」


「かけてみれば?」


「でも、遊びだったらショック・・・」


「確かに・・・」


あたしは本気で悩んだ。
時々お腹が痛くなるぐらい
悩んでアヤカに心配を
かけてしまった・・・。



放課後ーーーーー


「大丈夫?」


「今日は真っ直ぐ家にかえるね・・・」


「分かった。お大事にね?」


「うん。ありがとう。」


アヤカに別れを告げると
あたしはお腹をおさえながら帰った。
すると、
見覚えのある車が家の近くに
止まっていた。
あたしは
恐る恐る車の中をのぞいた。


「おう。」


そこに乗っていたのは
やっぱり幹斗だった。


「乗れよ。」


あたしは
助手席のドアをあけて
乗った。




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