『kiss me...。』


「それでね②!!!」


アヤカが話し初めて15分・・・


~♪~~♪~~~~


「ヤバ!音楽なった!席座らないと!!!」


アヤカは自分の話を
思う存分話して帰って行った。
夏休みあけは体が本当にキツイ。
ずーっとダラダラしてたから
体がうまく言う事をきかない・・・。


「優~!トイレ行こ~!!」


「はいはい・・・」


アヤカがトイレに入っている時
あたしは鏡の中の自分を見た。


「はぁ・・・」


カッコイイ男子に振られたなら
まだ開き直れるかもしれないけど
決してカッコイイとは言えない人に
振られてあたしは
かなりショックだった。


「まだ立ち直ってないの~??」


トイレからアヤカが出てきた。


「まぁ、アレだしね。傷は深いかもね~」



アヤカは悪魔だ。
落ち込んでる人を
さらに地獄へと突き落とす・・・。


「ま、しょうがないって。」


「なんかお腹痛い・・・」


「マジ?大丈夫!?」


「ウソ~~」


「うわぁマジうざい!!優のバカッ!!!」


本当はアヤカとっても優しい。
いつもは悪魔だけど
あたしの事を誰よりも考えてくれる。


アヤカありがと・・・







< 2 / 133 >

この作品をシェア

pagetop