『kiss me...。』


プルルルルル・・・・・・

ピッ


「お。優ちゃん♪どうした?学校は??」


「どーも。実はいま幹斗の家なんです・・・。」


「おぉ!てことは昨日ヤッたな~」


「え、あ、すみません。」


「なんで謝るの??で、どうした?」



あたしは幹斗の部屋のテレビの横に
ある写真について聞いてみた。
すると
翔太から返ってきた言葉は
以外だった。


「幹斗が欲しいっていったから。」


あたしは
意味がよく分からなかったので
詳しく聞いた・・・。


翔太から聞いた話は
意外な話だった・・・。


「えっと、実は優ちゃんと幹斗
 結構前に1回会ってたんだよ。
 
 優ちゃん覚えてないかなぁ・・・
 
 俺が居酒屋で潰れた時アヤカと優ちゃんが心配して
 来てくれた時あっただろ?
 その時隣に幹斗がいたんだよ。
 で、幹斗は初めて優ちゃんを見て
 一目ボレしたんだ・・・。」



幹斗があたしに一目ボレ??
ありえない・・・。



「・・・。」



「優ちゃん??」


「あ、すみません。分かりました。」


「うん。大丈夫??」


「あー大丈夫です。てかあたしが幹斗の家に
 泊まったことアヤカに言わないで
 もらえませんか?」


「いいよ。」


「すみません・・・。それじゃ。」


電話をきると
あたしは放心状態だった・・・。
マジありえないって・・・

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