『kiss me...。』
10分ぐらいで
アヤカは家に来た。
「よッ♪」
正直、怒られると思った。
だけどアヤカは
あたしが休んだ理由を
聞こうとしないで
ただ、一緒にいてくれた。
「あたし今日、仮病・・・」
「知ってる~」
「理由聞かないの・・・??」
「優が話してくれるなら、いつでも準備OKですけど??」
アヤカは本当に優しくて
なんだか、安心した・・・。
「ちょッ!なんで泣くの!?」
安心した。
情けないけどアヤカに
寄りかかりたくて・・・
だけど
話す勇気がなかなか出なくて
涙が勝手に出できた・・・。
「アヤカ・・・う・・・ッ・・・」
「もお~一人で抱え込むなよ!!!」
しばらく涙を流した。
その間もずっとアヤカは
あたしに声をかけてくれて
あたしが早く落ち着けるように
してくれた。
そして・・・
話した。