『kiss me...。』


「マジか・・・。」



あたしが話してる間
アヤカはずっと手を繋いでいてくれた。
だから
泣きながらも全部話せた。



「聞いていいのかな・・・?」




自然と目線が下がる・・・。




「あたしなら聞くな。」



アヤカは真剣に
答えてくれて
あたしが考えてもしなかった
答えもだしてくれた。



「優は、聞く勇気がないんでしょ??」



「うん・・・。」




「じゃ、手紙は?」



「手紙??」



「そう。」



手紙か・・・
手紙ならなんとか
いけそうな気がした。


その後、
アヤカに内容を確認してもらいながら
手紙を書いた。
お母さんに聞きたい事は
紙、3枚にもなった。


お母さんが今考えてる事、
今思ってること、
全部知りたい・・・。



だってあたし達



家族なんだから・・・。







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