『kiss me...。』
アヤカの顔をのぞくと
すごく調子悪そうだった。
「むっちゃ顔色悪いよ??」
アミが心配して
アヤカの背中をさする。
「もしかして、アヤカ…」
アミがあたしも
心配したことを
口にだす。
「身に覚えは…??」
「ある…」
アヤカは小さな声で
つぶやいた。
「それは恋人だからあるよな。」
「どうしよッ…」
急にアヤカは
泣き崩れてしまった。
すると運悪く
見回りの先生が来てしまった。
「おい、授業始まってるぞ。」
「すみませんッ」
「この子が調子悪いって言ってて
これから保健室行く所だったんです。」
「あ、そうか。」
アミのごまかしが効いて
先生は行ってしまった。