『kiss me...。』
アヤカは
布団にくるまったまま
顔を出そうとしない…。
翔太が近づいて
ベットの横に
座った。
「アヤカ…??」
翔太が話しかけても
アヤカは何も言わない…。
「とりあえず、検査してみるか。」
翔太はポッケトから
妊娠検査ができるやつを出して
アヤカの枕元に置いた。
「じゃ俺は下のリビングにいるから、
結果が出たら教えてな??」
そう言うと
翔太はアヤカの部屋を
出て行った。
「やろ??」
アミがアヤカを支えながら
トイレに連れて行った。
「アヤカ大丈夫かな??」
戻ってきたアミが
小さな声でつぶやいた。
あたしは何も言えなくて
ただ黙って下を見ていた。
15分ぐらいすると
アヤカが戻ってきた。