『kiss me...。』


アヤカは
布団にくるまったまま
顔を出そうとしない…。


翔太が近づいて
ベットの横に
座った。



「アヤカ…??」



翔太が話しかけても
アヤカは何も言わない…。



「とりあえず、検査してみるか。」




翔太はポッケトから
妊娠検査ができるやつを出して
アヤカの枕元に置いた。



「じゃ俺は下のリビングにいるから、
  結果が出たら教えてな??」



そう言うと
翔太はアヤカの部屋を
出て行った。



「やろ??」


アミがアヤカを支えながら
トイレに連れて行った。




「アヤカ大丈夫かな??」




戻ってきたアミが
小さな声でつぶやいた。



あたしは何も言えなくて
ただ黙って下を見ていた。



15分ぐらいすると
アヤカが戻ってきた。


< 74 / 133 >

この作品をシェア

pagetop