『kiss me...。』
しばらくアヤカは泣いていたが
落ち着いてきた。
「アヤカ、顔ヒドイよー??」
あたしがアヤカの顔に
指さして笑った。
「え??」
アヤカは近くにあった
鏡を覗き込む…
「え~~~~!!!」
泣いたアヤカの顔は
本当にひどかった。
「鼻水~~~~!!!」
「汚なッ。」
ティッシュを
探して歩きまわるアヤカに
アミが冷たく言う。
「ここにあるよ~」
そんなあたし達の
やり取りを見ていた
翔太はあきれたように
笑っていた。
「さっきソファーに
座ってる時、何考えてたの??」
ふとあたしが
翔太に聞いてみた。