I will love you always
[拓哉side]

俺は今、静香に告白しようとしている



今までに告白なんかしたことないから



なんて言えばいいのか



全くわからない




そんなことを考えてると



静香が話しかけてきた



静香:『今日は楽しかったね!』



拓哉:『おう、楽しかったな!』


静香:『この前も送っくれたし
ありがとうね!』



ニコッと笑って言った静香を見て



俺は、言うことにした



拓哉:『し、静香…!』



静香:『んー?』



拓哉:『お、おれ…』



静香:『うんー?』




拓哉:『すげー…楽しかった!』



(くっそ…言いたいのはこんなことじゃなくて…)




静香:『そうだね!』



(次こそ…)


拓哉:『な、なぁ…』



静香:『んー??』


拓哉:『おれ…な?』


静香:『うん?』


拓哉:『お、おれ…
静香が…初めて話した時から
好きでした!』


静香:『……!』



そこまで言うと、


静香は目を見開いてビックリしている


拓哉:『おれと…付き合ってください!』


目を瞑って下を向き


手を差し出すと


静香:『わ、わたしも好き…だよ
よろしくお願い…します…』


そう言いながら、握手する形で
俺の手を握ってきた


拓哉:『よ、よっしゃぁぁぁ!!』


ガッツポーズをしていると


静香:『あははははっ…』


静香が面白そうにお腹を抱えて笑っていた


拓哉:『な、何がおかしいんだよ…』


静香:『だ、だって…子供っぽい笑笑
あー笑った笑った』


拓哉:『……』


笑われたことに納得がいかず


何も答えないでいると


静香が不安そうな顔で


俺の顔を覗いてきた


静香:『た、拓哉…?』


拓哉:『なんだよ』


俺は静香の顔を見ずに答えると


静香:『顔…あげて?』


そう言われたので顔をあげると




……ちゅ…



拓哉:『……っ……!?』


いきなりすぎて動揺してしまった

拓哉:『な、な、な、なんだよっ!!』


静香:『笑ってごめんね?
本当はすごく嬉しくて
照れ隠しだったの』


拓哉:『い、いいよ…』


静香_拓哉:『………』


お互いの目を見て黙っていると


引き寄せられるように


キスをしたーーー。




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