それでも僕は君が好き。
そして見事に背中を床にクリーンヒットさせ、とてつもない痛みが全身を駆け巡った。


「うぅ…無駄な体力消費した…」


そうぼやいて、痛む背中を擦りながら階段を下りた。


トントントン……

「っ……まだ痛いし……」

時々背中を叩きながら、冷蔵庫から色々な材料を取り出して手際よく調理していく。





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