イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係
「……洗ってやるから、じっとしてろよ」
ボディーソープを手に取って、軽く手の平で擦ると、そのまま肌に触れてきた。
ぬるりとした手の感触にぞくりとする。
「…あ…あの…」
首から肩へと撫で下ろされていく手に、どうしていいかわからなくて、身体を丸めるのに、
「じっとしてろって、言ったよな?」
背中を洗っていた手が、ふいに前にまわって、胸をつかんだ。
「…いやっ」
声を上げると、
「……洗ってやってるだけだろ? ミィ」
と、耳元で囁きかけられた。
吐息がかかって、ビクンとする。