イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係
「動くなよ…」
お腹まわりも手で洗って、下腹部こそ無理にはしてこなかったけれど、腿から膝……足の指までもが丹念に洗われた。
私の前に片膝をついて、全身を洗い終わると、
今度はシャンプーを出して、髪に手が伸ばされた。
ごしごしと強い力で地肌がこすられて、
「……気持ちいいか?」
と、訊かれる。
「……うん」
洗い方は確かに気持ちよかったけれど、でも羞恥の方が大きくて、それだけ答えるのがやっとだった。
頭からシャワーがかけられて、
「ほら、終わったから、風呂入ってろ」
と、腕をつかまれて、身体を引っ張り上げられた。