イケメン俺様ホストの、猫可愛がりな溺愛関係
ーーお風呂上がりに服を着替えて、彼を待ってる内、
いつの間にか、うたた寝をしてしまっていたらしかった。
……ピンポーンと、インターホンが鳴って、レオンだ!と、思う。
玄関に急いで、ドアを開けると、
「ミィ、ただいま〜」
と、レオンがしなだれかかってきた。
固めにセットされた髪が頬にあたって、見れば行く前とヘアスタイルも合わせて顔もずいぶんと変わっていた。
「……レオン、メイクとかしてるの?」
「…あ? そんなの当たり前だろ…ホストなんて、みんなしてるから……」
「そうなんだ……」
酔っている彼を、腰を抱えるようにして、部屋に上がる。